こんにちは。おそうじマニアです。
沖縄は先週で梅雨明けとなり本格的に暑い夏へ突入しています。泣
これからの暑い夏、必需品といえばやはり『エアコン』です。
私も現在、リビング・寝室・子供部屋にエアコンを3台設置しております。
皆さまはエアコンの種類の中に、お掃除機能がついているエアコンとついていないエアコンがあるのをご存じですか?
おそうじのプロが実際の経験を元にお掃除機能についてを解説していきます。
お掃除機能付きエアコンとは

お掃除機能付きエアコンとはエアコンのホコリやカビを除去する機能を搭載し、大きく分けて2種類の機能に分類されます。
- プレフィルターに溜まったホコリを自動で取って「ダストボックス」に溜める
- 熱交換器のホコリやカビ、臭いを洗い流す
上記2点がお掃除機能を意味し、エアコンの汚れを防いだり・除去するサポート的な機能です。
お掃除機能のメリット

初期のお掃除機能はプレフィルターの汚れを自動で取ってくれるという機能が中心だったので、頻繁にフィルター清掃を行なう必要がない。
最近では、熱交換器などをメーカー独自の機能で洗い流すという機能がありホコリやカビを一定量除去できる効果がある商品もある。
(例:日立 熱交換器&ファン自動お掃除【凍結洗浄 ファンロボ】など)
お掃除機能のデメリット

あくまでおそうじマニア的個人見解ですので、興味のない方はスルーして下さい。
メリットに比べデメリットが多すぎるのはご了承ください。
購入費用
お掃除機能なしエアコンと比べ購入費用が高額。(参考価格:エディオン2020年6月調べ)
各部屋向けの2.2kw(おもに6畳)の場合
お掃除機能なし | TOSHIBA製(RASF221MWS) | 工事費込み 約60,000円 |
お掃除機能あり | Panasonic製(CS220DZE8S) | 工事費込み 約90,000円 |
リビング向けの4.0kw(おもに14畳)の場合
お掃除機能なし | Hisense製(HAS40C2E8WS) | 工事費込み 約100,000円 |
お掃除機能あり | FUJITSU製(AS409C2E7S) | 工事費込み 約150,000円 |
おそうじマニア家に置き換え、リビング用1台・各部屋用2台の計3台購入をしたら購入費用が約1.5倍となり金額としては約110,000円の衝撃的な違いがあります。
維持費(掃除やクリーニング代)
お掃除機能なしエアコンと比べエアコンクリーニングにかかる費用が高額になる。
【機能別エアコンクリーニング比較】
お掃除機能なしエアコンを年に1回おそうじ本舗に依頼した場合(耐用年数10年)
エアコンの維持費は10年間で110,000円かかります。(11,000円×10年=110,000円)
一方、お掃除機能ありエアコンを年に1回エディオンに依頼した場合
エアコンの維持費は10年間で160,000円かかります。(16,000円×10年=160,000円)
業者にもよりますが、お掃除機能のありなしで約50,000円の差があります!!
おそうじマニア家に置き換えると、エアコンが3台ありますので10年間の維持費が
最大150,000円もの差が出ます!!(※ダスキンの場合だと最大360,000円)
不具合の多さ
お掃除機能なしエアコンと比較すると機能が多くなったり、部品が多くなっている為故障したり、不具合を起こしやすい傾向にあります。
実際、自宅のエアコンもお掃除機能付きエアコンのみ何度か不具合が起き、メーカーに点検してもらいました。
おそうじマニアの経験談(自宅編)

おそうじマニアの実際に使用しているエアコンを元に、稼働状況や汚れ具合や不具合についてご説明します。
リビング

2013年に購入したダイキン製リビング用エアコン。こちらはプレフィルターの汚れをダストボックスに溜めるタイプのお掃除機能付きエアコンです。
自宅で一番高額な家電ではないでしようか。購入当時300,000円越えの衝撃価格!!
うるさら7の除湿機能を売り文句に即決してしまった代物。
基本的には1年をとおして7~8割はずっと稼働し続けているエアコンです。
毎年エアコンクリーニングした際の汚れレベルは中レベル。
メリット
写真では分かりづらいですが、家庭用なのに迫力のあるでかさ。価格もちっちゃい武勇伝にピッタリです。(笑)
6畳用とは桁違いの風量です。
デメリット
多彩な機能を搭載している為、動作がかなり重く遅いです。
広い空間で使用している為温度設定が難しく、暑くなったり、寒くなったりする
リビングにある為か臭いに関するトラブルが1年目から発生したり、動かなくなったりとかなりの問題児。カビも他エアコンと同様発生する。
お掃除機能付きエアコンの安定の自己メンテナンスのしずらさで私以外の家族がフィルターメンテナンスができないのが非常にネックです。
各部屋

こちらは2019年に部屋用で購入したシャープ製エアコンです。寝室用エアコンとして2013年に同社製エアコンをもう1台保有。こちらは2台ともお掃除機能なしエアコンです。
寝室用エアコンは基本的にほぼ365日稼働し、部屋用エアコンは6割程度の稼働状況です。
毎年エアコンクリーニングした際の汚れレベルは寝室が高レベル。部屋が小レベル。
メリット
フィルターメンテナンスが容易で、誰でも管理が可能。
動作がスムーズでトラブルは一切なし。
デメリット
寝室使用のエアコンはホコリが溜まりやすく、定期的なメンテナンスが必須。
結論から言うと、お掃除機能なしが誰でもメンテナンスができるので楽!!(笑)
汚れの程度は、使用頻度が重要なのでお掃除機能の有無は特に関係ないかと思います。
寝室に関しては、寝具があるため繊維によるホコリが溜まりやすくフィルターメンテナンスを定期的に行わないとカビの温床になる可能性大。
一度カビが発生した状態だとあまり大差ないですが、個人的にはシャープ製の方がカビが生えにくい感じはしますね。
たぶんプラスマクラスターのおかげです!!
お掃除機能エアコンを購入する場合
おそうじマニア個人的意見でお掃除機能付きエアコンは絶対オススメしないですが、購入方法で分割購入を検討しており、対象商品がお掃除機能エアコンしか選べないという場合も以外と多いです。
そういった場合は必ずフィルターメンテナンスがしやすい製品を選ぶようにして下さい!!
お掃除機能付きエアコンはホコリ除去のサポートであったり、カビ抑制を行なう機能となります。1年間何もやらなければホコリが溜まり、結局カビの温床となるのは間違いありません。
カビの栄養源はホコリです。誰でもメンテナンスできる製品という事が非常に重要になります。
また、既にお掃除機能付きエアコンを使っているという方もいると思います。その皆さまもまずはプレフィルターの清掃を徹底し、カビが発生しにくい環境づくりを徹底して下さい。
まとめ
お掃除機能のデメリットでご説明したとおり、おそうじマニア個人の見解としてお掃除機能付きエアコンを購入するメリットは一切ないです!
おそうじマニア家を例にすると、お掃除機能付きエアコンを購入すると
- 購入費 約110,000円
- 維持費 約150,000円
10年間で計260,000円の違いが出ます!
お掃除機能付きエアコンを買わなければ5年に1回買い替えしてもお釣りが来ます!!
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