こんにちは。おそうじマニアです。
最近は真夏日を観測する日も多くエアコンを使用する日が多くなりましたね。
そこで気になるのがエアコンの汚れや臭いですね。
最近では新型コロナの影響で皆さまが少し敏感になっていることもあり、ご自身でエアコンクリーナーなどでメンテナンス(洗浄)をされる方も増えています。
また最近では、エアコンの外側や内部をアルコール消毒した方が良いのか問い合わせを頂くこともあります。
そこでエアコン消毒の必要性や内部洗浄を正しく行わないと、もしかしたら大変な目に遭う可能性があるということをご説明します。
エアコンの内部はキレイ?

結論から言うと、めちゃくちゃ汚いです。
エアコン内部には日常生活で生じるさまざまな汚れが入り込み、付着し広がってしまっています。
とくに代表的な汚れは下記のとおりです。
- ホコリ
- 花粉
- タバコのヤニ
- ニオイ
- カビ
エアコン内部はカビが繁殖しやすい環境となっている為、一度発生すると爆発的に増殖しエアコンの吹き出し口からも容易に見ることができます。
みなさんがエアコン掃除に動きだすのはカビを発見したタイミングではないでしょうか。
エアコンクリーナーでのセルフメンテナンスはだめ?

エアコンクリーナーはあまり良くないという声をよく聞きます。
それはなぜなのかお答えします。
エアコンクリーナーをおすすめしない理由
エアコン掃除のプロといて働いている専門業者の方がエアコンクリーナーをおすすめしない理由としては下記の内容があります。
- スプレーした感触(泡や音)よりも効果が薄く、実際は表面の汚れしか落ちない
- スプレーをかけてはいけない部分にかけてしまい、故障や火災の原因に繋がる
- 部分的な洗浄となりホコリなどの汚れが残り、逆に目詰まりなどを引き起こす
- サビや腐食・異臭の原因となる
実際おそうじマニアも学生の時、一生懸命エアコンの臭いを消すために色々な臭いのエアコンクリーナーを使い、逆にエアコンを臭くした経験があります。。泣
じゃあエアコン掃除はどうすればいいの??

みなさんが行なうエアコン掃除(清掃)は2つです。
- エアコン外側の拭き上げ
- エアコンフィルターの定期的なホコリ除去
基本的にエアコン外側を拭き上げる事により外観をキレイに保ちます。
また、エアコンフィルターをキレイにすることで天敵である「カビ」を抑え込む効果があります。
カビの栄養源であるホコリを除去することでエアコン内部をキレイに保ちます。
エアコンバネルや内部はアルコール消毒したほうがいい?

エアコンパネルは必ず消毒する必要性まではありませんが、定期的にキレイに拭き上げることでウイルスや菌の発生源となりやすいホコリを除去しエアコン外観をキレイに保つことができます。
一方、エアコン内部の消毒に関しては安易に除菌アルコールを消毒をしたり次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒液をかけてしまうと重大なトラブルを起こす可能性がありますので専門業者に必ず頼んでください。
アルコール消毒について
エアコンバネル(外側)を除菌用アルコールシートなどで拭き上げるのは効果が高いと言えます。
エアコンはどうしてもホコリが溜まりやすく、菌やウイルスと隣り合っている環境にあります。
バネル(エアコン外側)をアルコールで消毒したり、漂白剤を希釈した消毒液の次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸水で拭き上げることでバネルに付着したウイルスや菌を除去または抑制する効果があります。
※アルコールなどを使用するとパネルが変色したり塗装が剥がれたり、また劣化や破損を招いたりする可能性もあるので使い過ぎにご注意!!
今話題の次亜塩素水でエアコンを消毒!?
おそうじマニアも新発見でしたが、エアコン内部を次亜塩素酸水で除菌消臭する会社もあります。
次亜塩素酸水はおそうじマニアも以前記事を書かせて頂いたように非常に期待している除菌水です。
次亜塩素酸水は安全であり、なおかつ除菌効果・消臭効果に優れているという大きなメリットもありますのでエアコン洗浄後にどれぐらい効果を発揮するか興味深々です!!
実際に体験されて方がいたら情報を教えてください。

エアコンクリーニングの際、新型コロナウイルス対策としても注目されている「次亜塩素酸水」を用いた脱臭・除菌を行なっております。「次亜塩素酸水」は、高い効果を発揮しながら、安全性が証明された無害で人体や環境にも優しく、お子様やペットのいるご家庭でも安心して使用できる次世代型の消臭水です。
引用:株式会社CSクリエイト
メンテナンスを間違えると重大な事故につながる!?

エアコンクリーナーに関しての注意
ご自身でエアコンを清掃する際に一番注意してほしいのはエアコンクリーナーの使用についてです。
お客様が自分でエアコンクリーニングをする際に、スプレーをかけてはいけない部分にかけてしまい火災に繋がる危険もあります。
実際に独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は6月25日、夏に使用機会の増えるエアコンについて注意喚起を行なっております。
エアコンの事故は2015年度から2019年度の5年間に合計263件※2発生し、うち火災が244件で誤った内部洗浄方法が原因と判明したものが20件だった。特に発生が心配なエアコンの事故は、誤った内部洗浄方法による火災事故です。内部洗浄方法を誤ると、危険な事故に至るおそれがあるため、エアコンの内部洗浄について注意喚起を行います。
引用:独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)
実際エアコンクリーナーなどで洗浄を行なった際に基盤(内部配線の端子部分等)に洗浄液が付着し、通電時にトラッキング現象が発生して出火に至った例もあります。
洗浄液がエアコンの内部にある電気部品に付着して発火した事故です。
除菌用アルコールなどの使用に関しての注意
新型コロナウイルス対策としてドアノブやテーブルなど什器の消毒に使う除菌アルコールなど可燃性の薬剤はエアコン内部の洗浄には適しておりません。
また、ハイターなどの漂白剤を希釈して使用する次亜塩素酸ナトリウムなど腐食性のある薬剤も発火や破損につながるおそれがあるとして絶対に使用しないでください。
まとめ

ご家庭の大切な空間をキレイにしたい気持ちもわかります。
しかし、安全あってのキレイな空間です。
自分でできる範囲はキレイにして頂き、どうしても難しい時には専門業者に頼ることも重要です。
エアコン掃除に関する記事でおすすめするエアコン業者などもご紹介していますのでぜひ参考にしてみて下さい。
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