みなさんこんにちは。おそうじマニアです。
以前より雑誌やテレビ、最近ではSNSを中心に大注目となっているオキシクリーンをみなさんは使っていますか?
若い主婦を中心にオキシクリーンを使った清掃方法「#オキシ漬け」が今もインスタ(Instagram)やティックトック(TikTok)で話題沸騰中です。
オキシクリーンとは

オキシクリーンとは、頑固な油汚れや泥汚れをしっかり落とすことができるアメリカ生まれの洗濯用粉末洗剤(酸素系漂白剤)です。
オキシクリーンの大きな特徴は下記のとおりです。
- 酸素の力で高い洗浄力
- 染色を脱色しにくく、刺激臭がない
- 漂白剤の力で高い消臭力
- 安全性で使い方がシンプル
オキシクリーンは洗濯だけでなく、浴槽や洗濯機など家の中のさまざまな場所のお掃除に幅広く使用できるとても汎用性が高く、使い勝手が良いことから万能クリーナーとして紹介されることが多いです。
水に溶けると大量の酸素の泡が発生し、その泡の力で汚れをとるという洗剤です。
もともとは衣類を白くする漂白剤として使用されていましたが、シンプルな原材料と洗浄力が高く評価され洗濯だけではなく、日常清掃から頑固な汚れを落とす最終兵器として幅広く使用されるようになりました。
オキシクリーンは一度でも使うとおもしろいぐらい汚れが落ちるので、ズボラなお掃除嫌いな方でもハマってしまう大人気掃除アイテムです。
現在ではアメリカや日本のみならず世界中の主婦の味方として、大人気のアイテムになっています!
オキシクリーンの成分

オキシクリーンの成分は非常にシンプルです。
- 過炭酸ナトリウム(酸素系)
- 炭酸ナトリウム (洗浄補助剤)
- 界面活性剤 (一部製品のみ)
- 柔軟剤 (一部製品のみ)
酸素系漂白剤の主成分が過炭酸ナトリウムとなっており、使用後は酸素、水、炭酸ソーダに分解され、有毒な成分も発生しないため安全でエコと言えます。
炭酸ナトリウムアルカリ性の強い成分(ph11)となっており、油汚れ、タンパク質の汚れ(汗、皮脂、血液など)、衣類の汚れなど色々な汚れを強力に落とします。
水に溶けやすい特徴があり、食品添加物に使用されることもあります。比較的人体にも優しいことで知られています。
しかし重曹やセスキ炭酸ソーダよりもアルカリが強いので、掃除で使うときは必ず手袋を使ってください。※アルカリ性はタンパク質を溶かす性質
オキシクリーンの種類

大きく分けて2種類に分けられますが、使い方や使い勝手に大きな違いはありません。
アメリカ版オキシクリーン

オキシクリーンはアメリカの「コストコ」などで販売されていた酸素系漂白剤です。こちらの商店は界面活性剤と柔軟剤が含まれています。
洗浄力が高く泡立ちが非常に良いことに加え、良い匂いがします。
個人的には泡立ちが良すぎるため、洗い流す手間がかかる印象ですが、汚れ落ちや時短を重視される方にはおすすめです。
掃除した感が出るので、非常に満足感を得られます。
日本版オキシクリーン

日本版オキシクリーンは、アメリカ版の洗浄効果をそのままに界面活性剤、蛍光増白剤、香料が無添加と環境にも配慮した製品です。
アメリカ版と比べると泡立ちは弱いのですが、より環境や肌にやさしく、すすぎやすいというメリットがあります。
環境に配慮しているのに、無臭タイプで強力な洗浄力とは、やはりみなさんも気になりますよね。
界面活性剤、蛍光増白剤、香料は衣類に残りやすい成分で肌への影響も心配されている為、小さな赤ちゃんがいるご家庭や肌が弱い方は非常に安心してお使い頂ける重要なポイントですね。
SNSで話題のオキシ漬けとは

酸素系漂白剤「オキシクリーン」をお湯で溶かして、食器や布または洗いたい対象物を入れて汚れを落とすお掃除術の愛称を「オキシ漬け」と言います。
「オキシ漬け」というハッシュタグでインスタやティックトックなどで調べると数多くの動画が紹介されています。
オキシ漬けを経験した主婦を中心に一度使ってしまうと病みつきになる『オキシ漬け中毒』や『オキシ漬け依存症』なる方が続出しています。
オキシ漬けを爆発的に有名にしたのは、洗濯機を洗う衝撃映像です!!
オキシクリーンを洗濯槽クリーナーとして使用し、洗濯槽の中から次から次へと汚れが出てくる光景がとても気持ち悪いのに、何故か自宅で挑戦したくなってしまう好奇心をくすぶる内容がツイッターやインスタなどで話題となりました。
オキシクリーンの使用方法
オキシクリーンの基本的な使い方は水やお湯に溶かすだけなのでとてもかんたんです。
衣類の洗濯(通常使用)

みなさんは万能クリーナーとしての印象が強いですが、普通に漂白剤として使用しても非常に高い洗浄力を発揮してくれます。
衣類についた汚れや汗じみ、汗臭が気になったら毎日の洗濯にオキシクリーンを一緒に使用しましょう。
手順はこちらです。
- 洗濯物を入れる前にオキシクリーンを付属のスプーンまたはキャップ1杯(28g)で洗濯機に入れます。※ドラム式洗濯機を使用している方は洗剤投入口にオキシクリーンを入れないように注意して下さい。
- 水量に応じた洗剤を入れます。
- 洗濯物を洗濯機に入れ、通常どおり洗濯して下さい。
※柔軟剤を併用して使用することも可能ですが、他の漂白剤を使用しないよう注意して下さい。
つけ置き洗い(オキシ漬け)

洗濯機で洗うだけでは落ちない頑固な汚れや小物の汚れ落としにはつけ置き洗いがおすすめです。
SNSで話題になっている『オキシ漬け』とはつけ置き洗いのことです!!
『オキシ漬け』はお子様のいらっしゃる家庭で問題となる「靴洗い」にも効果抜群です。特に運動靴や上履きは必見です。
手順はこちらです。
- オキシクリーンスプーンまたはキャップ1杯(28g)を洗い桶に入れ、お湯を入れます。(4Lが目安です)
- 1~2回お湯をかきまぜてオキシクリーンを溶かします。
- 汚れものを入れて20~30分つけ置きします。
- 洗濯機ですすぎ・脱水をします。
汚れがひどい場合はオキシクリーンの濃度を上げたり、オキシ漬けする時間を延長し1時間~最長で6時間程つけ置きして調整して下さい。
シャツの黄ばみなどはオキシ漬けをし、併せてもみ洗いすると効果UPです。
※オキシ漬けは時間の経過とともに約6時間以上経つとアルカリ性のナトリウム溶液になり、汚れ落とし効果がなくなってしまいますのでご注意下さい。
オキシクリーンの注意点

オキシクリーンは洗濯用粉末洗剤(酸素系漂白剤)なので、中には使用できないものもあります。
- 水洗いできないもの
- ウール・ウール混紡
- ペルシャ製カーペット
- 革製品
- 畳
- 宝石
- 大理石
- シルク
- サビ
- 金属全般
- ジュート・チーク材・仕上げ木材等
変色のおそれがある素材であったり、腐食しやすいものは注意が必要になりますので使用する前に必ずチェックしてください。
まとめ

みなさん、ぜひご自宅で実践してみて下さい。
まだまだ「オキシクリーン」の清掃方法は数多くありますのでインスタやティックトックを参考にしても楽しいですよ。
次回は、洗濯機などの応用編をお伝えしたいと思いますのでぜひ見て下さい。
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