こんにちは。おそうじマニアです。
本日はマスクの洗濯について徹底解説していきます。
結局使い捨てマスクは洗っても良い?ダメ?

結論から言うと、使い捨てマスクは洗っても良いです。
洗い方や洗濯回数・取り扱い方法によっても洗える回数は異なりますが、『正しい洗い方で、優しく洗う』ことで再利用が可能です!!
それどころか、布マスクを使用するよりも不織布の使い捨てマスクが感染対策には有効です!!
実際、おそうじマニアも布マスクではなく使い捨てマスクを使用しています。
使い捨てマスクを洗うとダメとされた理由

これまでは使い捨てマスクを洗うとマスクがウイルスを捕獲する粒子捕集効果が低下してしまうことから、あまり推奨されておりませんでした。
不織布マスクは3層素材が主流で、中央の細繊維が帯電しウイルスを捕集する。この効果は水、特に洗剤やアルコールに接することで効果が減少するので初期性能を保証できません。新品で90%以上の捕集効率をうたうマスクを洗濯すると、効率は70%に落ちます。
三菱製紙株式会社 国家資格「技術士」奥恭行氏 引用元はコチラ

90%⇒70%へ2割も性能ダウンすると、ちょっと抵抗が…。。
(これが一般的な反応です。)

マニア
ちょっと待ってください!!!!
使い捨てマスクを洗わないのはマスクがいつどこでも買える時代の話ですよ!
今は、不織布でできた使い捨てマスクも洗える時代ですよ♪
絶対に使い捨てマスク(不織布)を洗う方が良い理由

布マスクよりも使い捨てマスク(不織布)を洗う方が良い理由は、ウイルスを捕獲する粒子捕集効果が布マスクと比較して使い捨てマスクが圧倒的に効果が高いからです!!
洗濯をしても粒子捕集効果は70%より効率は低下はしなかった。一方で布マスクの捕集効率は20~40%。対ウイルス効果を重視するなら、洗った不織布マスクの方がベター!
三菱製紙株式会社 国家資格「技術士」奥恭行氏 引用元はコチラ
粒子捕集効果の比較
一般的な不織布タイプの使い捨てマスク
【洗濯前】約90%程度
【洗濯後】約70%程度
アベノマスクなどの布マスク
生地や構造にもよりますが、20%程度です!!
…あれだけ多額の税金を投入した『アベノマスク』が洗った使い捨てマスクに負けるとは非常に残念な結果ですね。
使い捨てマスク(不織布)の正しい洗い方

まず大事なことは、『マスクに優しく』『人に優しく』を意識してください。
マスクを洗う=汚れを落とすことです。
除菌やウイルスを気にされている方は、ウイルスに効果がある洗剤を使用したり、洗濯後にアルコール噴霧をされる事をおすすめします。
用意するものや洗う手順

【用意するもの】
- 水1リットル(ぬるま湯がオススメ)
- 桶(マスクがしっかり浸かる程度)
- 中性洗剤0.3g(1リットルあたり)
- 乾いた清潔なタオル
- 洗濯バサミ
- ゴム手袋
【洗う手順】

0.3gの洗剤は目安⇒コンビニのデザートでもらうスプーン1杯くらいでOK!
洗剤は粉末タイプより液体タイプが混ぜやすいのでオススメです。

マスクを洗剤に浸したらマスクを上からやさしく押さえ、押し洗いをします。
手荒れが気になる方はゴム手袋を着用して下さい。
時間がある方は押し洗いする前に30分~1時間程度浸しておくと更にGOOD♪
女性は紐部分に化粧が残りやすいので優しく入念に押し洗いしましょう。
不織布は非常に耐久性が弱く、デリケートな素材ですので強い力でもみ洗いしないように気をつけてください。

桶に入っている水を新しい水に入れ替え、再度押し洗いをしすすぐ。
3回程度水の入れ替えと押し洗いを繰り返します。
※桶に入っている水は汚れやウイルスが付いているので、飛び散らないよう注意!

清潔なタオルでしっかりとマスクの水分を挟み取ってください。
シワを伸ばして形を整え、室内干しで乾燥させましょう。
※使い捨てマスクには熱に弱い素材が使用されている場合があります。乾燥機やアイロンは使用しないよう気をつけてください。
まとめ
使い捨てマスク(不織布)を洗うと新品よりは性能が落ちてしまうが、マスクがないよりは良い!!
それどころか、ウイルスを捕獲する能力でいえば現在スタンダードとなった布マスクよりも性能が良い!!
布マスクも使い捨てマスクと比較した場合、通気性が良いというメリットもありますので熱中症を気にされている方は布マスクを選ぶという選択肢もアリですね♪
マスクをつける意味を再度考え、皆さんにとって一番合う感染対策を考えてみてはいかがでしょうか。
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