みなさんこんにちは。おそうじマニアです。
今日は以前お話したトイレの臭い(悪臭)について続きをお話しします。
トイレの悪臭原因の第一位は、アンモニア臭です。
一般的には、便器内や床面・壁面の尿はねをイメージする方が多いと思います。
しかし、意外性ナンバーワンの悪臭発生原因は…トイレブラシです!!
トイレブラシの必要性

トイレブラシを使う理由
みなさんはトイレブラシを使用する理由を考えたことがありますか?
- 不衛生だから接触を避ける目的
- 理由はないが絶対に必要だと思い込んでいる
- 便器の掃除に使用するツールとして何気なく使用
普通に考えると便器内が不衛生なのでトイレブラシを使っていると考えたいところですが、みなさんは意外と「理由はない」や「当たり前に必要」と考えている方がほとんどだと思います。
実際私もトイレブラシについて考えたことなど人生で一度もなく、皆さまと同じく「生まれた時からトイレにあった」からです。
トイレブラシは必要!?
結論からいうと新築一人暮らしの方は必ずしも必要ではありません。
実際、独身の某女性有名人の方はトイレに清掃道具を置かずにトイレ清掃は毎日手袋をし、スポンジで掃除をしているとの事です。
しかし、実際問題として自分以外の他人と同居することも必ずありますので他人の汚れを手袋越しに清掃する事は誰でもが抵抗を感じるはずです。
また、賃貸物件や中古物件などではこれまで誰が使ったかもわからない便器内に手を突っ込む事は清掃業者以外は絶対にイヤですね。
トイレブラシが臭い理由

トイレブラシが臭くなる理由はズバリ汚い便器を直接洗浄しているものだからです。
実際トイレエリアの雑菌数を比較した驚愕のデータなどもあります。
トイレ内の雑菌数は下記の内容となります。
便座:約3~50個、便器:約1~80個
床:約1~90個、ブラシ:約80,000,000個以上
引用:ジョンソン株式会社
家庭で使用されている受け皿付トイレブラシを検査したところ、「ブラシには1本あたり72万~8億4000万個の細菌と、7万2000~330万個のカビが付着している」という調査結果も発表されています。
引用:(財)北里環境科学センター
上記数値は下水道と同レベルの汚さというのはビックリです。
多くの方は便器と便座が一番不衛生だと勘違いしていると思います。しかし雑菌やカビの温床となっているのは普段何気なく使っているあのトイレブラシでした。
適切な管理方法
推奨する保管方法
トイレ掃除が終わったら次亜塩素ナトリウムにトイレブラシとブラシケースを30分~1時間程度つけておきます。10L程度のバケツに入れるとつけ置きしやすいです!次亜塩素ナトリウムの作り方はこちらです。
ブラシが漂白殺菌できたら水切りをし、直射日光で十分に乾燥し保管場所に戻します。
最低限やるべき管理
まずトイレブラシの使用方法からですが、しっかりトイレ用洗剤を使用し便器内をキレイにブラッシングし、ブラシの汚れを洗い流すイメージで複数回トイレの水を流し、可能な限りブラシをキレイにします。
収納ケースに戻す際はしっかりと水切りを行ない、収納ケースに保管する。
収納ケースは汚水が溜まりやすく不衛生になりやすい為、定期的に排水および洗浄を心掛けてください。
※もし可能であればトイレブラシ・収納ケースは換気の良い場所や日光にあて十分に乾燥させてから保管することをオススメします。
トイレブラシの交換頻度

ブラシの毛先が広がる
ブラシの毛先が広がると、コシが失われたり、最悪擦り切れたりする事もあります。その状態で使用すると、しっかり汚れを落とすことができません。
また、必要以上に力を入れてしまい便器自体に傷をつけてしまう可能性があります。その傷に汚れや雑菌が溜まり悪臭の原因につながってしまいます。
トイレブラシではありませんが、歯ブラシの毛先の開き具合と歯垢除去率のデータでいくと約4割程度も汚れが除去できなくなるとなっております。
ハブラシ植毛部の開き具合と歯垢(プラーク)除去率

ブラシの変色
オススメは最低でも1~2ヶ月にでも1回は交換する事をオススメいたします。
それでも気になる方は、先端が簡単に交換できるブラシも発売されております。
毎日先端のみを交換をしたり、衛生面を考慮すると百均などの安価なブラシを大量購入し毎日交換するという手もありますね!
※プラスチックブラシを頻繁に捨てる事はエコの観点から私的にはあまりオススメしておりません。(マイクロプラスチック問題)
マニアおすすめブラシ
MARNA(マーナ)
マーナ SLIM トイレブラシ ホワイト W201W

このブラシは個人的に愛用しているおすすめトイレブラシです!!
キングオブ『スタンダードトイレブラシ』!!
実際500人のモニターがこのブラシを使って『本当に使いやすい』と実感したトイレブラシです!某テレビ番組のコーナーにて紹介されていました。
シンプルな構造ですがフチ裏にもしっかりフィットし、見違えるほどにキレイに汚れを落とすことができます。
カラーは全3色で、サイズは約80×380×102mmとなっています。
ジョンソン
スクラビングバブル 流せるトイレブラシ

流せるトイレブラシなら、流せるから清潔!
こちらのブラシは1回ごとの使い切りで、お掃除が終わったらそのままトイレに流せるから、いつでも清潔です!
ワンタッチでブラシ先端を取り外しできるので手を汚さずにお掃除できます。しかも濃縮洗剤付きブラシだから、洗剤レスで清掃できるのがこの商品のポイントです。
SUNGYIN
SUNGYIN トイレブラシ

なんといっても、見た目がおしゃれ&インパクト大な360℃植毛TPR素材のトイレブラシ!!
柔らかいTPR素材でできたブラシヘッドが隙間に入り込み、便器を徹底的に洗浄できます♪
さらに、ブラシケースは通気性の良い設計&珪藻土を搭載!
優れた吸水&速乾性でケース内を衛生的に保ちます。


さらに、トイレブラシには珍しい壁掛け&床置き2パターン設置が可能!

あくまで個人的なおすすめ商品なので、その他におすすめ商品があればぜひ教えて下さい!!
まとめ
トイレ掃除に必要なトイレブラシは非常に見落としがちですが、とても衛生管理には重要なアイテムであることがわかりましたね。
トイレや掃除道具をきちんとお手入れをし、常に清潔に保つことができれば毎日気持ち良くトイレを使うことができ、皆がハッピーになること間違いなしです!!
いま一度ご家庭のトイレブラシを見てみて下さい。
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