間違い!?内部クリーンはお掃除機能ではない??おそうじのプロが徹底解説

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こんにちは。おそうじマニアです。

最近は暑い日が続いてきましたね。汗

各ご家庭でもエアコンを使いはじめ、汚れや臭いがちょっと気になっている方も多いのではないでしょうか。

実際、最近相談される内容の大半がエアコンについてです。

私もつい昨日自宅のエアコンをクリーニングしました。寝室のエアコンはヤバイ汚れでした。泣

そこで以外と多い、エアコンのお掃除機能と内部クリーン(内部洗浄)の間違いについて徹底解説していきます。

エアコンのお掃除機能とは

お掃除機能付きエアコンとは大きく分けて2種類の機能を搭載されたエアコンを指します。

  • プレフィルターに溜まったホコリを自動で取って「ダストボックス」に溜める
  • 熱交換器のホコリやカビ、臭いを洗い流す

上記2点もお掃除機能を意味し、エアコンの汚れを防いだり・除去するサポート的な機能です。

内部クリーン(内部洗浄)とは

ルームエアコン 動画でサポート 内部クリーン運転とは? 【ダイキン】

内部クリーンとは、冷房や除湿(ドライ)運転の後に、送風や暖房運転のことを言います。 最近の新しい機種であれば抗ウィルスイオンをエアコン内部に循環させて除菌を促進する機能も付加させた機能もあります。

運転時間はメーカーや年式によりことなりますが約80~120分程度が多いです。

冷房や除湿(ドライ)運転後は、室内機の内部が結露しやすく、ジメジメした状態になります。 そのままで放置すると、カビやニオイの原因となります。

エアコン室内機の内部を乾燥させ、カビやニオイの発生を抑える目的で自動で作動する機能のことを内部クリーン(内部洗浄)と言います。

※内部クリーンには限界があります。すでに発生してしまった カビや臭いは内部クリーンでは除去できません。

エアコンを消してもすぐに止まらず、しばらくぬるい風が出続けることはありませんか?その機能が内部クリーンの事です。

私も最初知らない時は、[ 停止 ]ボタンを複数回押して強制終了させていました。泣

内部クリーン(内部洗浄)の必要性

結論から言うと、内部クリーンは絶対必要です!!

なぜなら、内部クリーンを使用しないとあっという間にエアコン内部にカビが発生し、次から次へとカビを生産するカビ工場(温床)となってしまします。

カビはそもそも空気中に漂っており、生息に必要な下記条件が揃うと増えていきます。

  1. 適度な温度がある(10℃~35℃前後)
  2. 栄養分がある(ホコリ、チリ、あかなど)
  3. 水分がある(湿気)
  4. 酸素がある(呼吸、発酵に必要)

上記内容をふまえ、エアコン内部はカビの生息しやすい環境の代名詞と言えます。

特にエアコン内部のフィンは空気の温度を変える非常に重要な部分でありますが、ホコリが溜まりやすく、温度変化のあるカビの温床になりやすい箇所となる為非常に注意が必要です。

温度や栄養源を断つことは非常に難しいですが、水分を制御(コントロール)することでカビが生息しにくい環境を維持することが非常に重要となります。

内部クリーンの頻度

お悩み女性
お悩み女性

内部クリーンをやる頻度はどれくらいですか??

毎回やると電気代がもったいない気がするんですけど…。。

頻度は基本的に毎日行うことをオススメします。エアコンを使用しない期間も定期的に行うことで雨天時などによる湿気でカビが発生する事を抑えます。

また冷房や除湿使用後は毎回必ず行なうことをオススメします。

内部クリーン運転も1回あたり 2 ~ 4 円程度です。

やるとやらないじゃ天と地の差に分かれますので、間違えても[ 停止 ]ボタンをたくさん押さないでください!(笑)

内部クリーン運転は臭い?!

エアコンには必須機能でありますがデメリットや注意点もあります。

デメリット

内部クリーン運転中は、室内の温度や湿度が上昇することがあります。
また、一時的に臭いが発生する場合がありますので、お部屋に人がいないときに使用してください。

以前ホームパーティーをしている時にエアコンを消してら内部クリーン運転が始まり、カビ臭が充満し室内がプチパニックになったことがあります。。(笑)

注意点

タイマーで停止したときなどでは、自動内部クリーンは行ないません。

自動運転停止後も、運転モードが 冷房や除湿 ( ドライ ) のときは、自動で内部クリーンを行ないます。
※2010年以前の機種では外気温度が高いときに、内部クリーン運転を行わない場合があります。

内部クリーンで一番多いトラブルは内部クリーン運転時のカビ臭です。

お悩み女性
お悩み女性

どうしてカビを予防する機能なのに臭うの?

それは既にエアコン内部に発生しているもともとあったカビのニオイが拡散されているためだったんです。

内部クリーンはあくまでカビの発生や繁殖を抑える機能であり、すでにこびりついてしまった汚れ・カビを取り除くことはできません。

内部クリーン(内部洗浄)対応機種

現在発売されているメーカーや機種では内部クリーンもしくは内部洗浄(乾燥)などの名称で100%搭載されている機能です。

※業務用エアコンや10年以上前の家庭用エアコンには非対応機種や設定が異なります。

内部クリーン(内部洗浄)設定について

内部クリーン運転は、 「 自動 」 設定 と 「 手動 」 設定 があります。

自動内部クリーン

冷房や除湿 ( ドライ )の運転停止後に、定期周期で自動的に内部クリーン運転を開始する設定です。
内部クリーン運転を開始すると、室内機の吹出し口が開き、風(送風もしくは温風)が出ます。

手動内部クリーン

「 手動 」 内部クリーン設定をした時だけ、内部クリーン運転を行なう設定です。

各メーカーや機種により設定方法が異なりますので、取扱説明書などを参考にしてみて下さい。

基本的には自動内部クリーンで問題ないですが、エアコンを一定期間使用しない場合や梅雨や雨が続くような日にはぜひ手動内部クリーンを活用してみて下さい。

まとめ

以外と知らない内部クリーン(内部洗浄)はエアコンを快適に長い期間利用する為に一番と言っても良いほど重要な機能です。

もし、今使用しているエアコンが汚れてカビの温床となっている場合はすぐにエアコンクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。

しっかりとエアコンをケアし、快適な室内空間をお過ごし下さい。

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